相談から働くまで

面接で「休みや残業」のこと、聞いていい?

施工管理の面接で、休みや残業のことは聞いてもよいのか。聞き方の例と、時間外労働の上限・休みの調査という根拠をまとめました。

「休みや残業のことを聞くと、やる気がないと思われるかな」。面接の前に、そう悩む人は少なくありません。

結論から言うと、働き方のことを確かめるのは、大事なことです。聞き方のコツといっしょに、考えてみましょう。

なぜ、聞いていいの?

求人の情報は、正確で最新であることが求められています。職業安定法の決まりで、求人情報を出す側は、虚偽や誤解を生む表示をしてはいけないとされています。

だから、働き方についての質問は、ごく自然なことです。会社の側も、入ってからのミスマッチは避けたいはずです。

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建設業の今は、どうなっているの?

建設業には、2024年4月から、時間外労働の上限が適用されています。原則は月45時間・年360時間です(厚生労働省の労働局の資料より)。

休みの取れ方も見てみましょう。国土交通省の令和6年度の調査では、技術者の平均的な休日の取得状況で、「4週8休以上」は28.6%でした。会社や工事の種類で差があるので、実際の様子を聞いて確かめる価値があります。

上限の中でも、残業が出ることはあります

月45時間・年360時間は原則の上限です。特別な事情があるときは、年720時間などの別の上限の範囲で超えることがあります。だから、実際の様子は会社ごとに聞いてみましょう。

どう聞けばいいの?

以下は、仮の聞き方の例です。

  • 「入社後に長く続けたいので、1か月の働き方の流れを教えてください」
  • 「繁忙期は、どのような時期で、どのくらい忙しくなりますか」
  • 「休みは、現場の状況でどのように調整されていますか」

「長く働きたいから知りたい」という気持ちを添えると、やる気のあらわれとして伝わります。答えが具体的だと、安心して判断できますよね。

聞いたあと、どう考えればいい?

答えを聞いたら、すぐに「いい・悪い」と決めなくて大丈夫です。大事なのは、自分の生活と合うかどうかを考えることです。

たとえば、公共工事がほとんどの会社では、技術者の休日の取得状況で4週8休以上が半分をこえる、という調査結果もあります(52.3%・国土交通省の資料より)。工事の種類で働き方が変わることを、頭に入れておきましょう。

求人の情報と面接での答えが大きく違うと感じたら、その場で整理して、あとから相談してもよいと思います。

面接のときの空気づくりは?

最初から休みや残業の話ばかりにすると、気持ちが伝わりにくいこともあります。仕事の内容や、やってみたいことを話したあとに、働き方を聞くと、自然な流れになります。

「この仕事をやりたい。だから、無理なく続けられるか知りたい」という順番で伝えると、前向きな質問として受け取ってもらいやすいと思います。

次の一歩

  1. 気になることを、3つまでメモにしておく
  2. 残業の決まりをくわしく知りたい人は、施工管理って、残業ばかり?の記事へ
  3. 聞き方に迷ったら、LINEで相談してみる

聞きたいことを聞くのは、よい選択をするための準備です。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!

参考にした資料

  1. 国土交通省「建設業、不動産業界の最新動向」(令和8年4月・香川県サイト掲載)
  2. 厚生労働省 新潟労働局「建設業向け 時間外労働の上限規制の資料」
  3. e-Gov 法令検索「職業安定法」(5条の4)

出典の確認と最終の見直しは運営会社が行っています。