相談から働くまで

施工管理の求人票、まずどこを見る?

施工管理の求人票を見るときの5つのチェックポイントを、決まりをもとに整理しました。仕事内容・雇用の形・時間外労働・資格・固定残業代の見方がわかります。

求人票を開いたものの、「どこをどう見ればいいの?」と手が止まってしまうことはありませんか。文字がぎっしりで、全部読む前に疲れてしまいますよね。

大丈夫です。見るところをしぼれば、ぐっと読みやすくなります。いっしょに見ていきましょう。

そもそも、求人票は信じていいの?

求人の情報は、正確で最新であることが求められています。職業安定法という決まりで、虚偽の表示や、誤解を生む表示をしてはいけないとされています。

とはいえ、求人票は短い文章です。書いてあることを「入口」にして、気になるところは聞いてたしかめるくらいの気持ちで読むと、安心です。

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まず見たいのは、仕事内容と雇用の形

最初に見るのは、仕事内容の欄です。「施工管理」と書いてあっても、中身は何をする仕事なのか、1行ずつ読んでみましょう。 現場の作業が中心になっていないか、反対に管理の仕事だけなのか、という見かたです。

派遣の求人なら、とくに大事です。施工管理の仕事は派遣の対象になる場合があります。ただし、現場に専任で置く主任技術者・監理技術者は派遣ではなれません。建設の作業そのものへの派遣も禁止されています(厚生労働省の取扱要領より)。仕事内容に現場の作業が混ざっていないか、気をつけて見てください。

雇用の形も見ておきましょう。「正社員」とあるのに実際はアルバイト、というのは問題になりうる例として、厚生労働省のリーフレットにのっています。

時間外労働と休みは、どう書いてある?

建設業にも、2024年4月から時間外労働の上限があります。原則は月45時間・年360時間です(厚生労働省の労働局の資料より)。

上限があることと、残業が少ないことは、同じではありません。 実際の様子は会社や工事によって変わるので、求人票に書いてある内容と、面接で聞ける内容をあわせて見るのがおすすめです。聞き方は、面接で「休みや残業」のこと、聞いていい?の記事にまとめています。

資格と、固定残業代の書き方は?

資格が必要かどうかは、求人ごとに違います。「資格がないとだめ?」と心配な人は、資格がなくても、施工管理は目指せる?の記事も見てみてください。

もうひとつ、よく出てくるのが固定残業代です。厚生労働省のリーフレットでは、固定残業代は、時間数などを分けて書く例が示されています。たとえば「基本給〇万円+固定残業代〇万円(〇時間分)」という形です。金額と時間数がセットで書いてあると、中身が読み取りやすくなります。

モデル収入の例も、見るときに注意です。これは例なので、基本給のように決まって支払われる金額とは分けて読みましょう。

求人票チェックリスト

  • 仕事内容:施工管理の仕事か、現場の作業が混ざっていないか
  • 雇用の形:正社員か、派遣か、そのほかか
  • 時間外労働と休み:どう書いてあるか、面接で聞けるか
  • 資格:必要か、持っていなくてもよいか
  • 固定残業代:金額と時間数が分けて書いてあるか

次の一歩

  1. 気になる求人を1つ選んで、上の5つに印をつけてみる
  2. 分からない言葉は、メモしておく
  3. 派遣のしくみが気になる人は、派遣で施工管理って、できるの?の記事へ

求人票は、自分に合う仕事に出会うための地図です。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!

参考にした資料

  1. e-Gov 法令検索「職業安定法」(5条の4)
  2. 厚生労働省「労働者の募集ルールが変わります(求人企業向けリーフレット)」
  3. 厚生労働省 新潟労働局「建設業向け 時間外労働の上限規制の資料」
  4. 厚生労働省「労働者派遣事業関係業務取扱要領」第2 適用除外業務等(令和8年10月1日適用版)

出典の確認と最終の見直しは運営会社が行っています。