施工管理に興味はあるけれど、建設業ってこれからどうなの?と気になる人もいますよね。気持ちや印象ではなく、数字で見てみましょう。
ここでは、国土交通省の資料などで確かめられた数字だけを使います。
数字で見る建設業(働く人の数と年齢)
建設業で働く人は、どのくらい減ったの?
建設業の就業者は、平成9年に685万人、令和7年に478万人でした(総務省「労働力調査」をもとに国土交通省が作った資料より)。ピークの平成9年から、約30%減っています。
一方で、技術者の数は少しちがう動きです。技術者は平成9年に41万人、平成22年に31万人、令和7年に41万人となっています(国土交通省の資料より)。
読むときの注意
ここでいう「技術者」は、統計の職業の区分です。施工管理技士の人数ではありません。
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年齢の分布は、どうなっているの?
令和7年の建設業の就業者のうち、55歳以上が36.6%、29歳以下が11.9%です(国土交通省の資料より)。
数字からは、年齢の高い人が多い業界だということが読み取れます(運営会社の読み取りです)。ただ、「だから採用される」とまでは、数字からは言えません。
休みは、取れているの?
国土交通省の令和6年度の調査では、技術者の平均的な休日の取得状況で「4週8休以上」が28.6%でした。最も多かったのは「4週6休程度」です(国土交通省の資料より)。
同じ調査では、公共工事がほとんどの会社と、民間工事がほとんどの会社とで、数字が大きく分かれています。工事の種類や会社によって、休みの取り方はずいぶんちがうようです。
2024年から、決まりは変わったの?
はい。建設業は、時間外労働の上限の適用がしばらく猶予されていました。2024年4月からは、原則として月45時間・年360時間が上限になっています(厚生労働省 新潟労働局の資料より)。
運営会社の読み取りですが、「上限があるから残業が少ない」とは言い切れません。上限の範囲の中でも残業はありえます。くわしくは建設業の時間外労働の上限の記事へ。
数字を読むときの、3つのコツは?
数字は便利ですが、読み方しだいで印象が変わります。次の3つを意識しておくと安心です。
- 年がいつの数字かを見る。古い数字と新しい数字を混ぜないのが基本です
- 「減った」「多い」だけで決めつけない。数字から言えることと、言えないことを分けます
- 気になる会社のことは、数字ではなく、その会社に直接たしかめる
全体の数字は、あくまで業界全体の姿です。 一つひとつの会社の働き方は、また別の話になります。
次の一歩
- 仕事の中身が気になる人は、3分でわかる施工管理の記事へ
- 残業が気になる人は、施工管理って、残業ばかり?の記事へ
- 経験がなくても始められるか知りたい人は、「建設の経験ゼロでも、施工管理をめざせる?」の記事へ
数字を知ると、漠然とした不安が少しやわらぎます。応援しています。迷ったら、このページの下の LINE から気軽にどうぞ!